サフランの育て方｜鑑賞しながら高価なめしべも収穫して自家製サフランライスが作れます！
サフランは、秋咲きのクロッカスの一種で、10月~11月に花を咲かせます。
寒さに強いため初心者にも育てやすいハーブです。
花の雌しべはスペイン料理などで香辛料として使われることで有名です。
サフランの土づくりや、植えつけ
サフランは水はけと水もちがともに良い土を好みます。
元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。
鉢植えと庭植え、どちらでも育てることができますが、初心者の方は鉢植えがおススメです。
植えつけ適期は8月～9月です。植えつけ時期が遅れると花が小さくなってしまいます。
また、深植えにして根が伸びるスペースを確保するのが大切です。球根2個～3個分の深さに穴を掘り、土をかぶせます。
サフランの日々の管理や、水やりや肥料の与え方
サフランの水やりは土の表面が乾いたタイミングで行います。
地植えの場合は降雨に任せてかまいません。ただし、雨が降らない日が続いたら水を与えます。
初夏は球根が休眠するため、葉茎が枯れ始めたら水やりをストップしましょう。生育期の9月~10月は、十分に水を与えましょう。
もう一度同じ球根で花を咲かせるには、開花後のお礼肥を与えましょう。11月と2月の2回、株元に置き肥を与えましょう。
サフランの球根を掘り上げる時期は?収穫はできるの？
サフランは花が終わった後、春になると葉や茎が枯れて球根だけになります。
葉が黄色くなり始めたら球根を掘り上げましょう。
新しい球根が付いている場合は、分けて増やしましょう。
球根は日陰で管理し、8~9月に植えつけましょう。
サフランの育て方の基本情報
置き場所は、日当たりと風通し、水はけの良い場所で管理しましょう。
水やりは、多湿を嫌うので、土の表面が乾いてからたっぷり与えます。
病害虫には強いですが、軟腐病の被害にあうことも。高温多湿に注意しましょう。
