コキア|植えてはいけない?上手に管理してライムグリーンから真っ赤な紅葉を楽しもう

コキアの魅力は何と言っても、ふんわりとした草姿がユニークでかわいらしい。そして、秋には美しく紅葉します。

コキアは猛暑にも耐えるので、花が少ない時期に重宝されます。一度植えるとこぼれ種が発芽し、毎年楽しむことができます。

植える場所と土さえ条件が揃えば、比較的簡単に育てることができる植物です。たくさんまとめて育てるとより魅力が引き立ちます。

コキアの育て方カレンダー

コキアの育て方

コキアの鉢植え

コキアは鉢植えでも栽培可能ですが、地植えで大きく育てると見栄えがする植物です。水はけ、水持ちが良いバランスの取れた土に植えましょう。

コキアの地植え

日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。日光が足りないと生育状態が悪くなります。

一株でもボリュームが出るので株間は最低でも30cm以上、地植えで大きく育てる場合は株間を50~60cm以上とるとよいでしょう。

コキアの肥料

植えつける土にあらかじめ緩効性肥料を混ぜておきます。

その後は成育を見て追肥をします。窒素分の多い肥料を与えると草姿が乱れますので気を付けましょう。

コキアの夏越し

コキアは暑さには強いので特別な夏越しは必要ありません。

コキアの冬越し

コキアは晩秋に枯れる一年草です。


コキアを植えてはいけないといわれる理由として、大きく成長すると、枝が木質化してしまうことがあることや、こぼれ種からの発芽率も高いことです。

紅葉が終わり種が落ちる前に剪定しましょう。こぼれ種を落とさせないことが、コキアを育てる上でのポイントです。

コキアの剪定

何もしなくても自然にまとまった姿になりますが、枝が伸びてくるので時々剪定して形を整えます。

秋の紅葉を楽しむことを考えると、8月くらいまでには刈り込みを終わらせましょう。ただし、そこまで綿密に剪定しなくても自然と丸くなります。

コキアの水やり

鉢植えのコキアは鉢の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。

地植えのコキアは根づいてからは水やりの必要はありません。

コキアの増やし方

コキアは種で増やせます

コキアは種で増やすことができます。

コキアは秋の紅葉後、自然に葉が茶色くなってきます。そのころになると種を収穫することができます。一度育てると、こぼれ種でよくふえます。

コキアの害虫予防

コキアの病気

じめじめした場所ではうどんこ病が発生することがあります。
また、アブラムシ、シロオビメイガに注意しましょう。