春の花フリージアの育て方|春にきれいな花を楽しむための~【秋の植え付け球根】

春の花フリージアの育て方|春にきれいな花を楽しむための~秋の植え付けのご案内

春の花フリージアの育て方
春にきれいな花を楽しむための~【秋の植え付け球根】

今回は「フリージア」の育て方です。

フリージア (Freesia refracta) はアヤメ科フリージア属・半耐寒性球根植物の種の一つです。
または、フリージア属の総称。日本では別名として菖蒲と水仙双方に似ていることから「菖蒲水仙(アヤメスイセン、ショウブスイセン)」、花の色から「浅黄水仙(アサギスイセン)」、甘い香りから「香雪蘭(コウセツラン)」「コアヤメズイセン」などと呼ばれています。

 

鮮やかな花色と可憐な花姿を持つフリージアは、春を感じさせてくれる、愛らしい花です。甘く爽やかな香りを楽しみたい方にもおすすめです。春の開花を目指して、秋のうちに球根を植えて育てましょう。

フリージアの土づくりや、植えつけ

フリージアは水はけと水もちがともに良い土を好みます。用土の水はけが悪い場合は川砂を混ぜましょう。
元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。

連作を嫌う植物ですので、地植えにする際は、アヤメ科の植物を栽培したことがない土へ植えつけしましょう。

フリージアは球根から手軽に育てられます。9月下旬~11月に球根を植えつけ、春の開花を待つのが基本です。はやめに球根を植えてしまうと葉が生長しすぎて、寒気の影響を受けやすくなってしまいます。とくに地植えにするなら、冬越しをしやすくするため、少し遅めに植えつけるのがおすすめです。

フリージアの日々の管理や、水やりや肥料の与え方

フリージアは水を与えすぎると徒長し、葉ばかりが茂ってしまうため、水やりのしすぎに注意しましょう。

発芽するまでの間は、土の表面が乾いたタイミングで水を与えるようにします。発芽後は、乾かし気味に管理します。
地植えの場合は降雨に任せてかまいません。

葉が出て、生育中には1週間に1度を目安に、水でうすめる液体肥料「ハイポネックス原液」を与えましょう。

フリージアの球根の選び方や、育て方

球根はふっくらと大きく、形がきれいなものを購入しましょう。形が崩れているものや、傷のあるもの、カビが生えているものは避け、皮があまりめくれていない球根を選びましょう。

初心者の場合は芽出し球根のポット苗を買うのもおすすめです。
すでに発芽しているため、栽培の難易度を下げられます。

フリージアの茎は細く繊細です。何も対策しないままだと、茎が折れてしまう可能性があります。
とくに草丈が高くなる品種を育てるときや、比較的風の強い場所で育てるときは、支柱を立てましょう。

フリージアの育て方の基本情報

  • 置き場所は、日当たりと風通し、水はけの良い場所で管理しましょう。
  • 植えつけは、連作障害を起こすことがあるため、毎年新しい土へ植え替えるのがおすすめです。
  • 病害虫は、アブラムシ、菌核病の被害にあうことも。見つけたら早めの対策を。
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