【肥料の基本】おすすめ肥料|元肥と追肥の使い方~手に入りやすいものをピックアップ

【肥料の基本】おすすめ肥料|元肥と追肥の使い方~手に入りやすいものをピックアップ

おすすめの化学肥料と有機肥料、液体肥料も紹介します。
どの肥料を使ってもいいですが、与えている成分の量を把握しましょう。

【肥料の基本】おすすめ肥料|元肥と追肥の使い方

家庭で使う肥料選びはどのようにしていますか?
野菜や観葉植物などあらゆるジャンルの植物に共通した、肥料の基本について説明します。
お店でよく売っていて手に入りやすいものをピックアップしていますので、参考になさってください。

有機肥料と化学肥料

有機肥料とは

有機肥料とは、動物や植物から作られた、骨粉とか油かすなどから作った有機物を主原料とした肥料のことです。
油粕、発酵鶏糞、魚粉、骨粉、米ぬか、バットグアノ、ボカシ肥、草木灰などの種類があります。

最近は、鶏糞などもペレット状で、臭いも抑えられて扱いやすいものが増えています。

化学肥料とは

化学肥料とは、化成肥料とも呼ばれ、チッソ・リン酸・カリなどの、無機質を化学的に合成して作られた肥料のことです。

初心者の方には、安くて使いやすい「化学肥料」をお勧めします。

このほかにも、ブレンドした「有機・化成肥料」など、いろんな種類の肥料があり悩むのですが、家庭で使用される場合は、安くて、においが少なく、扱いやすいか化学肥料がおすすめです。

肥料のあげ方|元肥と追肥について

肥料を施すタイミングにも2種類あり、1つは土にあらかじめ混ぜておく「元肥(もとごえ)」という方法と後から追加する「追肥」があります。

肥料のあげ方|元肥について

市販の培養土には肥料が入っていることが多いので、この場合はあえて元肥を入れなくてもいいかもしれませんが、だいたい一か月くらいの効き目のある肥料が配合されていると思われますので、元肥を加えた方が安心です。

マグァンプK

「マグァンプK中粒」は緩効性化成肥料で、中粒だと1年を通して効き目が緩やかに効くので扱いやすく、肥料あたりがしないため安全に使用できるところもメリットです。
小粒や大粒もありますが、使いやすいのは中粒だと思います。

肥料あたりとは?(ヒリョウアタリ) 肥料が濃すぎるために生育が阻害されることを言います。 肥料やけ、肥料負け、濃度障害、肥料障害とも呼ばれます。
IB化成 花ごころ グリーンそだちEX IBのチカラ

IB化成の花ごころ グリーンそだちEX IBのチカラは、小粒で使いやすいので元肥に最適です。
草花から野菜まで、ほとんどの植物、室内でも安心して使える、無臭で清潔な肥料です。

花付きをよくするリン酸成分など、3つの成分をバランスよく配合した肥料が緩やかに効く緩効性化成肥料。

効き目は約一か月なので、肥料の形が残っていても、一か月経ったら新しい肥料を追加しましょう。

マイガーデンベジフル

マイガーデンベジフルは、野菜やくだものの元肥や追肥に、ばらまくだけでしっかり効くかんたん便利な肥料です。有機質をブレンドした緩効性肥料です。
効き目も3から4ヶ月くらいでちょうどいいです。

肥料のあげ方|追肥について

追肥」という方法は、植物が成長して、その成長に応じて後から追加するやり方です。初心者の方は肥料としてはまずは液体肥料を準備しましょう。

追肥でおすすめなのが液体肥料です。水で薄めて水やりといっしょにやるタイプです。
液体肥料のメリットは、即効性があることです。逆にデメリットは肥料持ちが悪いということです。
お花が沢山咲いている時期には、定期的に一週間に一度くらいの間隔であげるとお花がよく咲きます。

アンプル剤は肥料ではなく活力剤なので注意が必要です。
ハイポネックス

液肥といえばやっぱりハイポネックス
植物の健全な生育に必要な15種類の栄養素をバランス良く配合し、いろいろな植物の花つき、花・葉色を良くします。
水にうすめて7~10日に1回与えます。液体で追肥に便利です。

ハイポニカ液体肥料

協和株式会社のハイポニカは、、水耕栽培用の液体肥料ですが、水耕栽培だけでなく、土栽培や鉢栽培などにも使える液体肥料です。植物が育つのに必要な成分が含まれた2液構成なのが特徴です。

花工場原液

花着きや葉色が良くなりグンと元気に!水で薄めて散布する原液タイプの液体肥料。
無機肥料で、チッソ・リン酸・カリウムが8:10:5の割合で配合されています。
鉢植えや地植え、植物によって希釈倍率を変えて、使用できます。

ムーアンドプラント(MOO & PLANT) オーガニック液肥

ムーアンドプラントのオーガニック液肥は、有機肥料を探している方におすすめの液体肥料です。
発酵と熟成を3年以上繰り返し、植物に有効な成分を濃縮、無臭化されたオーガニック液肥です。

肥料のあげ方|置き肥について

追肥の方法の一つとして、置き肥というものがあります。

タブレットタイプの粒を土の上に置くだけの追肥の方法です。
液体肥料と違って効果が長く続くので、液体肥料と併用で使うことをお勧めします。

プロミック

ハイポネックスジャパンの置き肥「プロミック」は、早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続します。
臭いも少なく室内でも使いやすい置き肥です。

肥料の選び方のポイント 数字って何?

肥料に書いてある3つの数字、8:12:10などの割合は「チッソ・リン酸・カリ」の配合の割合です。
花をたくさん咲かせたい、果実をたくさん実らせたいなど目的に応じて配合を考えた肥料をあげるのが大事なのですが、初心者の方にはよくわからないと思います。

とりあえずは、3つの数字が同じものか、リン酸が多めのものを選んでおけば間違いないと思います。

普通に売っている肥料は極端な配合の肥料は少ないと思いますが、観葉植物用や特定の植物専用肥料の場合は配合を確認して買うようにしましょう。

付加価値がついた肥料

ハイポネックス

殺虫成分があるハイポネックスで、肥料と殺虫剤がひとつに!
水でうすめて株元へ処理するだけで、肥料やりとアブラムシ駆除が同時にできます。

肥料の使い方の注意点

用法容量は必ず守りましょう

特に液体肥料などは濃度を間違えると「肥料当たり」を起こし、植物を痛める原因となってしまいます。

最後に、肥料というものは成長している元気な植物にやるものなので、痛んで元気のない植物に肥料は与えないというのが鉄則でしたが、ハイポネックスからすごいものが出ています。

微粉ハイポネックス

微粉ハイポネックスは、粉状の肥料を水に溶かして追肥用に使います。

  • 暑さ、寒さ、病害虫への抵抗性が高まり、乾燥や日光不足に強い植物に育てます。
  • 植物の植え替え後や剪定後の樹勢の回復に効果を発揮!

梅雨などの長雨による日照不足に備えたり、酷暑を乗り切る体力をつける、秋には夏バテ回復、冬の寒さに備えるなど、なんだか人間も飲みたくなっちゃうエナジードリンクのような肥料です。

ホームセンターではお高めだったので、アマゾンで買うのがおすすめです。

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