【来春よく咲かせるために】バラの冬の肥料(寒肥かんごえ)について

バラの冬の肥料(寒肥・かんごえ)について

ガーデンちゃんねるさんのぱらの育て方解説です。
バラが葉を落として休眠している「冬季」に行うお手入れ3つの作業は

剪定
寒肥(=元肥)
土づくり(鉢植えの場合は土替え)

冬バラの剪定

これをおこたると、春や夏にいくら頑張って薬剤散布をしたり肥料を与えても、健全な生育は期待できません。

冬の剪定は、12月~2月までに行います。細かく解説すると、とてもたくさんのセオリーがありますが
秋までに生育した株全体の高さの約半分くらいまで、ざっくりと剪定してしまいましょう。
細い枝にはよい花が咲きませんので、元気な芽が勢いよく出てくるように十分な太さの枝まで切り戻します。
枯れ枝を切るのはもちろんですが、古くて老化した枝は元から剪定します。

(寒肥・かんごえ)

剪定のあとに寒肥(かんごえ)=元肥を行います。

鉢植えのバラなら、緩効性(ゆっくり効く)肥料を使います。即効性の肥料は過ぎると根腐れの原因になります。

有機肥料は窒素、リン酸、カリなどの主要な肥料成分だけでなく、そのほかの微量なミネラルやアミノ酸なども含んでいるため、バラがより健全に生育するだけでなく、鉢土の中の微生物(善玉菌)を増やして柔らかい生きた土をつくる手助けをしてくれます。